カードローンを選ぶ時、なにを基準にしますか?有名大手カードローンで安心して借りたいのはもちろんのことですが、大手カードローンでも種類は数多くあります。メガバンクや地方銀行が発行している「銀行カードローン」、 消費者金融やクレジット会社・信販会社が発行している「キャッシングカードローン」、それぞれ特長はありますが誰もが知っているカードローンの中で選ぶとしても一番の選考基準は金利が低い(安い)カードローンを選びたい人が多いのではないでしょうか?
例として、下記の金利のカードローンがあるとします。
A社 【金利】6.0%〜14.5% 限度額300万円
B社 【金利】3.5%〜18.0% 限度額500万円
あなたの借入希望額が30万円だった場合、低金利で借りたいならA社とB社どちらのカードローンに申し込みしますか?
低金利で借りたいのであれば答えはA社です。
A社は最低金利は6.0%でB社は3.5%です。この最低金利表示だけ見ればB社に申し込みした方が、もしかしたら最低金利で借りれるかもしれないと思うかもしれません。しかし、借入金額が30万円だった場合、 実際に適用される金利は最低金利ではなく、右側部分の上限(最高)金利になることがほとんどなのです。
では右側の上限金利で見た場合、A社は金利が14.5%、B社は18.0%となっています。そうした場合、A社は最高でも14.5%以上の金利を適用されることはありません。逆にB社は最低金利は3.5%ですが、 上限金利は18.0%の為、30万円の少額融資であれば上限の18.0%の金利が適用されることがほとんどなのです。
借入金額が100万円以上であれば適用される金利も変わってきます。それは法律上限金利が下記のように決まっているからです。
【法律上限金利】
1円 〜 10万円未満 年20%まで
10万円超 〜 100万円未満 年18%まで
100万円超 〜 年15%まで
先ほどの場合、借入金額が30万円だった為、法律上限金利は年18%までとなりますが、仮に100万円借入した場合、法律上限金利は年15%までとなるので、カードローンの上限金利が18%だとして必ず年率は15%以下にしなければなりません。
そうした場合、A社は上限金利が14.5%の為、そのまま14.5%を適用することもできますが、B社の場合は15%以下にしなければならず、実際に適用される金利は15%になるのか、それ以下になるのかは正直審査次第とも言えます。
A社はもともとの上限金利が14.5%と低く設定しており、B社は上限が18%での設定であることから、100万円以上の融資であれば最初から低金利設定してあるA社の方が適用金利は低くなる可能性があります。 しかし、限度額はA社は300万円まで、B社は500万円までとなっており、300万円以上の高額融資となった場合はB社の最低金利3.5%が適用される可能性も出てくる為、限度額がかなり高額になるのであれば、B社の方が低金利になることもあるのです。
実際に借りたときに適用される金利は限度額があがるにつれて低金利となっていきます。消費者金融のカードローンでは分かりにくい部分もありますが、銀行カードローンは借入限度額ごとに適用金利が決まっているケースが多く、
公式HPに限度額ごとの金利が表示されているところもありますので確認してみることをおすすめします。
1つ注意点を挙げれば、適用金利は借入限度額が上がるにつれて低くなると説明しましたが、高限度額の300万円以上を新規契約で借りることは、おまとめローンや借り換えローンなどの大口融資でなければ非常に厳しいのが現実です。 長年利用しているカードローンであれば話は別ですが、一度も利用したことが無いカードローン会社へ新規申し込みで300万円希望をしても取引実績が無い中、無担保・無保証で300万円融資が受けられることはかなり低い確率とも言えます。
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